ジャンクな友人ってのはいるもので、ちょっとした用事で
彼の家を訪ねて一緒にお酒を飲んだのですが、その場で用済みのハードディスクを分解して、
その上 PC につないで裸のまま回して見せてくれました。
つくづくジャンクな人です。

今日の食材は日立( IBM だったかな?)の 40GB です。
表面のシールをはがすとネジ穴が出てくるって寸法です。
初めて知ったのですが、中央付近に弧の字型の窓が付いていて
ヘッドの動きが見えるようになっているみたいですね。
ちょいと前に Western Digital から窓付き Raptor が発売されてその筋では話題になりましたが、
似たようなものはすでにあったのですね。

分解して PC に接続。写真だとわかりづらいのですが、こんな姿になっても通電させればちゃんと回転します。
7200 回転でディスクがブンブン回って、ヘッドが小刻みに動いてディスクにアクセスをかけています。

ちょっと遠景から。ハードディスクの駆動音はよくうるさいと言われていますが、
カバーを外した状態だと比じゃないくらいの音が出ていることに気づかされます。
私たちが「うるさい」と感じている音は、実は相当に遮音された上での音だったのです。

まわるまわる。ジャンジャンまわる。鏡面のように磨き上げられたディスクが本当に美しい。
人類って実はなかなかすごいんじゃないかと思います。
ちなみに今回ハードディスクを回しながらファイル書き込みも行っていたのですが、
残念ながらというか当然というか、まったく書き込みはできていませんでした。
ヘッドからディスクまでの距離というのはホコリの高さよりも低い(!)ため、
ちょっとでもホコリが付着してしまうともうダメなんだそうです。やっぱ人類ってすごい。

今回の任を終えて、ついでにその生涯も閉じたハードディスク君。
貴重だか何なのだか、とにかくステキなパフォーマンスをありがとう!
余談ですが、ヘッドが完全にディスクから外れた位置で停止しているのがわかりますでしょうか。
通電していなかったり読み書きを行っていないとき、ヘッドは必ずこの位置で待機します。
停電なんかで電力供給が途切れたときなんかでもきちんとこの位置に収まるそうです。
だもんで、ハードディスクは衝撃に弱いとかよく言われますが、実は読み書きを行っている最中以外は
わりと頑丈だったりします。

これがヘッド。よく見えませんが、二本のヘッドがディスクを挟み込む形で作られています。
これでディスクの両面にアクセスを行っているのですね。

おまけ。「これなんか気にならない?」とノート PC に付属するものらしい
コンパクトフラッシュ型の Air H" カード(というのでしょうか、電話がかけられるようになるカードのようです)
を取り出して、これまた分解してました。意味わかんないよ、友人。